大和郡山城(郡山城) / 豊臣秀吉の弟・豊臣秀長100万石の居城

豊臣秀吉の弟・豊臣秀長の居城だった大和郡山城です。

豊臣秀長:100万石

登城時期:2020年8月

歴史

郡山城は、古くは盛り土と柵をめぐらした環濠集落のような場所を起源とし、戦国時代の1580年頃に織田信長の援助を受けた筒井順慶が築城しました🏯。

豊臣秀吉の時代なると秀吉の弟(異父弟の説も)豊臣秀長が大和国・和泉国・紀伊国3ヵ国を治める100万石の居城として拡張されました✨。

1591年に豊臣秀長が没し、1595年からは五奉行の増田長盛が22万3000石で入城します。

関ヶ原の戦い後に増田長盛が追放されると江戸時代には郡山藩がおかれ、水野氏、松平氏、本多氏、柳沢氏といった譜代大名が統治する時代となり、幕末まで存続します。

お城

追手向櫓

天守台

大坂城の東の守りを担った豊臣秀長の居城とあって、五層天守を持つ輪郭式平山城として100万石の格に相応しく築かれました。

筒井氏時代の大坂夏の陣では大阪方に味方しなかったことから攻められ郡山城の戦いの戦場となり荒廃。

後の水野氏入封以降に順次修築が施されました⚒。

本多氏の時代に城郭の完成、人口増加で最盛期を迎えます✨。

明治以降の廃城で多くの建物は破却されましたが、現在は復元された城門や櫓、石垣や天守台などが整備されています。

旅の想い

過去picから大和郡山城をご紹介!

京都と並んで古都奈良にお城のイメージはそれほどありませんでしたが、豊臣秀吉の弟・秀長の居城とあっては大きなお城があることも納得です😊✨。

しかもこの地域は大坂城との関係性も深い地域なので歴史を見るとお城があるのは当然な気がします♫

石垣がとても立派!奈良を訪れた際は必ず登城すべきおすすめのお城ですね😳❗️

大和郡山城の石高推移

***豊臣秀長***
1585年~1595年:豊臣秀長・豊臣秀保 100万石
1595年~1600年:増田氏 22万3000石(五奉行)

***江戸時代(郡山藩)***
1600年~1614年:大久保長安・山口直友(幕府代官)
1614年~1615年:筒井氏 1万石
1615年~1619年:水野氏 6万石(譜代)
1619年~1639年:松平氏 12万石(譜代)
1639年~1679年:本多氏 15万石→12万石(譜代)
1679年~1685年:松平氏 12万石(譜代)
1685年~1723年:本多氏 12万石→5万石(譜代)
1724年~1871年:柳沢氏 15万1000石(譜代)

お城ギャラリー

追手向櫓

追手向櫓

追手門(梅林門)

追手東隅櫓

追手向櫓

城内に建つ城址会館 (旧奈良県立図書館)

XX

本丸天守台

天守台

天守台

天守台より城下を一望

天守台

追手門より追手向櫓を見る

追手向櫓

なら旅ネット<奈良県観光公式サイト>城跡 郡山城跡



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