竹田城 / 天空の城を旅する｜雲海の絶景と共にご紹介

丹波国・太田垣氏の居城・竹田城です。
雲海に浮かぶ天空の城として有名な総石垣造りの堅固な山城。

登城時期：2021年11月

歴史

1443年頃、当時の但馬守護・山名宗全が配下の太田垣氏に命じて築城させた山城が竹田城の始まりと言われています。

1580年の羽柴秀吉による但馬攻めが行われた際に城を攻略されたため、その後は赤松広秀が朝来郡2万石で入城します。
この頃、今日見られる石垣を築いたと考えられています。

江戸時代になると、一国一城令の発布に伴い竹田城は廃城となってお城の役目を終えました。

お城

標高353.7mの古城山の山頂に築かれており、本丸・天守台を中心に、三方向に曲輪が築かれた山城です。
山城の中でも石垣の質・量、共に全国屈指の規模を有しており、現代にもその威容を伝えています。

竹田城の人気に火が付いたのは2007年頃、雲海に浮かぶ「天空の城」として神秘的な写真が広く知れ渡ったことに始まります。
これは、竹田城の南東に位置する峡谷・立雲峡の展望台から見るのが最も美しく、秋から冬にかけての限られた期間に様々な気象条件が重なり合ってようやく出現する光景なのです。

絶景効果もあって、今では姫路城や大阪城など、そうそうたる名城と共にお城人気の上位にランクインし、おそらく山城の中では日本一有名なお城となっているのではないでしょうか。

今見ることができる竹田城には、天守や櫓、門、城壁といった遺構は残っていませんが、石垣はほぼ完全な状態で残っており、城内もきれいに整備されているので非常に観光しやすくなっています。

旅の想い

天守台を中心に、三方向に突き出た曲輪が特徴的な総石垣のお城です🏯。
なるほど、上から眺めると「日本のマチュピチュ」と例えられるのがよくわかります。

知名度の上昇によって観光地化が進んだせいか、他のお城では見られないほど手入れが行き届いた山城でした。
ここに立つと、「あぁ、あの有名な竹田城についに来たんだなぁ」と思うばかり！

お城の麓近くに竹田駅がありますが、やはり車で来るのが一番便利な気がします🚗。
今回は立雲峡から竹田城の雲海を眺める旅となりましたが、次回は竹田城本体に上って周囲360度雲海に取り囲まれる神秘的な景色を見ようと思うので、また必ず訪れます✨。

雲海に浮かぶ天空の城を見るために

「天空の城」「日本のマチュピチュ」として話題となった竹田城の雲海を見てきました✨✨。

条件が揃わなければ雲海は発生しないのですが、2021年11月のこの日は見事に出現。
日頃の行いが良かったのでしょうか✨

11月の平日、深夜2時半に竹田城を眺めることができる立雲峡の駐車場に到着🚗。
すでに7割の駐車スペースが埋まっていました！

駐車場から一番上の展望台まで真夜中の登山40分。
5時半にしてすでに大勢の人が集まっていました！

そしてそして！日の出の6時半とともに薄らと竹田城&雲海が見えてきましたよ✨。

綺麗ですね！もう何も言うことはありません！
苦労してでも一度は見ておきたい絶景としてオススメします。

目で見る雲海は綺麗なのに、あまりにも遠いので上手く撮影ができませんでした。
やはり絶景を拝む際は性能の良いカメラを準備した方が良いですね✨。

よく見ると竹田城の天守台の上にも大勢の人が集まっているのが確認できました😳
なるほど、遠くから雲海を眺めるのではなく、自分たちが竹田城本体に登って雲海に囲まれるといった景色を楽しむパターンもあるんですね😊✨

お城を巡る場合、その場に行って城内を観光する人が多いと思うのですが、遠くから眺めるために訪れる人が多いお城としては全国で一番人気なのが竹田城なのではないでしょうか！？

お城ギャラリー

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