大洲城 / 全国に木造復元天守は5城!その中で最大の天守がここ!

伊予国(愛媛県)の大洲城です。

大洲藩:6万石

登城時期:2020年11月

歴史

大洲に城が築かれたのは宇都宮豊房による1331年のこと。
戦国時代には豊臣秀吉による四国征伐に伴い、1585年に小早川隆景が大洲など伊予国35万石の統治者となります。

この時の拠点は湯築城(松山市、道後温泉♨️の近くですね)であり、大洲城は支城の一つだったのです。
やがて1587年に戸田勝隆が16万石で大洲城に入城、1595年には藤堂高虎が入城して近世城郭として整備されます。

豊臣秀吉の蔵入地となる時期を挟んだ後、1609年には脇坂安治が5万3000石で入城、1617年には加藤貞泰が6万石で入城し、以後幕末まで加藤氏の支配を受けることになります。

櫓の倒壊や修理を繰り返し、天守以外の櫓は幕末に建て直されたものが今も残っています!

お城

本丸側から見た天守

肱川側から見た天守

戦国時代に築かれた四重四階の天守は1888年に解体されましたが、2004年に伝統工法を用いて木造で復元されました🌲。

現在の大洲城の特徴は、やはりこの木造復元された大天守があるということです!

かつて存在した天守を当時の技術や寸法で出来るだけ正確に木造復元したお城は全国に5城ありますが、大洲城はその中でも最大の天守のお城になります

掛川城や白河小峰城、新発田城、白石城も木造復元で有名であり、これまでに見てきましたが大洲城は別格に大きく感じました✨!

旅の想い

遂にやってまいりました大洲城!
木造復元の大天守があるとあっては観ておかなければという強い思いがありました✨。

登城当時で築16年だったので、なかなかの新築!
中はとても美しかったです✨。

山、森、川、その中に建つ大洲城は見事に自然と調和しており、他のどのお城にもないほど落ち着ける雰囲気を醸し出しています。
本丸から眺める肱川の景色も素晴らしく、長い時間寛ぐことができました(...いやいや、実はアンパンマン列車🚃が来るのを待っていたんです笑)。

高欄櫓の石落とし

天守

黒板張の天守は戦国のお城を感じさせますね✨!
どのアングルからでも見惚れます💕。

そんな大洲城ですが、北からの撮影に苦戦するんですよ💦

逆光になってしまい、天気の状況も相まって霞んでしまうことが多いのです、、、写真家泣かせのお城ですね(´ε` )。
北側から美しく撮影している方々、尊敬します(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾✨



大洲藩の石高推移

このアングルでの撮影、最高に格好良いです!!
背景に山、木々の紅葉🍁、立派に建つ大洲城、美しい限りです✨。

1331年~1568年:宇都宮豊房
1585年~1595年:小早川氏 35万石
1595年~1608年:藤堂氏 20万石
1609年~1617年:脇坂氏 5万3000石
1617年~1871年:加藤氏 6万石

お城ギャラリー

本丸から見た天守

天守

天守と高欄櫓

天守

本丸

台所櫓

肱川

アンパンマン列車

少し霞んでるのが残念、、、大洲城🏯と電車🚃を一枚に収めるベストポジションでの撮影は難点多しです(*´∀`*)💦

肱川越しにお城を望む

肱川越しにお城を望む

天守内部

天守内部

天守内部の吹き抜け

天守最上階



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