水戸の偕楽園｜梅の名所を巡る旅・水戸藩の水戸城、藩校弘道館と共に

どうも！
お城と抹茶が大好きな旅人・お茶丸です。

すっかり春めいてきた日々この頃！
そろそろ春らしい風景を味わいたいところですね。

今回は梅の名所で有名な水戸の偕楽園を通して水戸の魅力についてまとめました。

春らしさを感じられる名所として、水戸を選んでみてはいかがでしょう？
満開の梅を愛でる旅の参考に役立てれば幸いです🌸

偕楽園

茨城県水戸市にある日本庭園で、1842年に水戸藩第9代藩主・徳川斉昭によって造園されました。

徳川斉昭は江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜の父であり、強い指導力のもと藩主当時は”烈公”と呼ばれ藩政改革に力を注いだ人物です。
後述の藩校・弘道館の建設や偕楽園の造成など、その功績は多数。

好文亭

園内には徳川斉昭が梅の異名と言われる「好文」の名を付けた別邸が建っています。

藩主が客と接する部屋や、茶室、園内を一望できる3階の広間など、お殿様気分で過ごすことができる優美な場所です。

歩き疲れたら「好文亭」内のカフェで一服してはいかがでしょう。
西塗縁広間を使った空間は非常に落ち着きます。

園内

梅まつりの時期は桃、白といった色とりどりの梅を愛でることができます。

「庭園」ですが、あまりの広さと梅の数の多さに驚くばかり！
もはや国立公園並みですね。

偕楽園の近くにはお食事処もあるので丸一日過ごすことができます。

水戸藩の水戸城

常陸国 徳川御三家の一つである水戸徳川家の居城・水戸城です。

江戸時代には、水戸藩35万石の政庁が置かれた場所です。

他の御三家の居城（紀州徳川家の和歌山城、尾張徳川家の名古屋城）と異なり、天守は築かず御三階櫓を代用天守としていました。

現在は残存する薬医門や復元された大手門・二の丸角櫓、堀の痕などを観光することができます。

藩校・弘道館

日本最大規模の藩校である弘道館は水戸藩九代藩主・徳川斉昭による藩政改革の重要施策のひとつとして開設されました。

学校と行っても卒業の制度は無く、生涯教育の場だったと言います。

学問と武芸の両方が重視され、多彩な科目を学ぶことができました。

水戸へのアクセス

水戸駅

特急：JR特急ひたち・ときわで1時間13分

鈍行：JR上野東京ラインで2時間13分

高速バス「みと号」で1時間53分

偕楽園

バス＋徒歩：水戸駅からバスで20分の「偕楽園千波湖」もしくは「偕楽園東門」バス停下車後、徒歩5～10分

徒歩：水戸駅から徒歩30分

※電車：観梅期間中のみJR常磐線「JR偕楽園臨時駅」下車後、徒歩すぐ（ただし、東京方面から来る人向けの臨時ホームしかないため、水戸駅から「JR偕楽園臨時駅」へ行くことはできない）

水戸城

バス＋徒歩：水戸駅からバスで１分の「三高下（水戸）」バス停下車後、徒歩4分

徒歩：水戸駅から徒歩10分

藩校・弘道館

バス＋徒歩：水戸駅前からバスで2分の「大手門下」バス停下車後、徒歩1分

徒歩：水戸駅から徒歩8分

まとめ

いかがでしたか。

春を感じさせる「梅」をこの上なく堪能することができる水戸の偕楽園！

都心の騒がしさを忘れさせてくれる雄大な光景に落ち着くことができます。

東京からのアクセスも良いので、是非一度訪れてみてください