ひとりで旅する国内おすすめ地域5選｜観光・グルメ・温泉

なんとなく空いた休日、自分だけの時間を思いっきり満喫したくありませんか？

そんなお悩みを抱えるあなたにおすすめしたいのが　”一人旅”　なのです！

家族や友人と出かける旅ももちろん楽しいですが、一人旅は一人ならではの魅力があります。

ちょっと例を挙げてみると、

良いこと尽くしではありませんか！！

まさに自分の好きなままに最高のひと時を過ごすことができる魅力あふれる行動なのです。

私も週末が近づくと突然思い立ったかのように宿と切符を手配して、当日新幹線に乗って観光地へGO！なんてことがよくあります。

今回は一人でも手軽に、そして気軽に出かけることができる国内のおすすめ旅先を5つ厳選してご紹介します。
観光・体験・気分転換、人それぞれ旅の目的は様々ですが、どの地域もあなたの想いをすべて満たしてくれる最高のところばかり！

週末は是非ひとりで旅して自分時間を満喫しましょう！

ひとりで旅する国内おすすめ地域5選

【北陸地方】金沢｜加賀百万石の城下町で歴史と伝統文化に包まれた時間を過ごそう！

東京から北陸新幹線が開通したことでアクセスも良くなった北陸地方！

金沢は歴史風情が今も残る日本屈指の城下町です。

市内を循環しているバスの「金沢市内1日フリー乗車券」を買うと、金沢市内駅周辺の主だった名所をお手軽にめぐることができます。

早速行ってみましょう！

加賀前田家の居城・金沢城

加賀百万石で有名な金沢城は、戦国時代の大名・前田家の居城であり、江戸に次ぐ日本屈指の城下町として栄えた場所です。

今は春夏秋冬を通じて季節の草木と共に景色を変える名城として多くの人で賑わっています。

近年続く復元工事によって当時の姿を順次よみがえらせていることも喜ばしい！

訪れるたびに景観が変わっていくのも楽しみですね！

兼六園

金沢城の近くには日本三大庭園の一つ”兼六園”があり、日本庭園の美しさに浸りながらお散歩を楽しむことができます。

庭園内の茶室ではお抹茶をいただくこともできるので、ほっこりした時間を過ごすことができます。

ひがし茶屋街

金沢駅から東方向に位置する”ひがし茶屋街”は古都の美しさをそのまま残したような情緒あふれる歴史地区です。

日常を忘れて江戸時代の街に迷い込んだかのような気持ちになることができるメイン通りでは、金沢名物・金箔を使ったお土産の購入や金箔ソフトクリームを食べたりできるなど、楽しい体験が待っています。

近江町市場

そろそろ、お腹すきませんか？

そんな時は街一番の賑わいを見せる近江町市場へ！

商店・飲食店が軒を連ねていて「金沢市民の台所」と知られる市場では、新鮮な海鮮どんぶりを食すことができる店が豊富にあるので店選びに困ってしまうほどです！

金沢は港町でもあるため美味しい店が多いのは当然なわけだ！

金沢21世紀美術館・石川県立歴史博物館

金沢市内は美術館・博物館も豊富！

歴史やグルメを堪能し尽くしたら、金沢21世紀美術館へ行きましょう！

歴史風情とは対極的に近代的なテーマの展示物に触れながら大人の感性を磨いてみるのも楽しいかもしれませんね！

もう一ヵ所！いしかわ赤レンガミュージアムと呼ばれる石川県立歴史博物館では金沢の歴史について学ぶことができます！

金沢城・兼六園周辺には他にも博物館や工芸館、文化交流館などが集中しているので、全部回るには時間が足りないくらい！！

このエリアだけでも丸一日過ごすことができます！

香林坊

金沢の”原宿”と呼ぶにふさわしい若者の街”香林坊”は市内一の繁華街！

歴史ある落ち着きの城下町から一転して活気に満ち溢れた街を散策すると、金沢の魅力がより一層感じられるようになります！

金沢まとめ

いかがでしたか？

金沢はいま日本で最も落ち着きと充実をまとめて味わうことができる最高の観光都市と言っても過言ではないでしょうか！

ただ歩いているだけでも目で楽しむことができる風情ある街並みと充実した名所の数々、大人の休日を過ごすにはもってこいの旅先です。

日帰りでも行けますが、おすすめは一泊二日！お隣の富山県と併せて二泊三日の旅にしてもより充実を味わえるかと！

さあ、次の休みは金沢に行ってみましょう！

 

【北海道】函館｜北の大地で海鮮グルメ三昧、３大夜景の一つを見物して非日常を過ごそう！

函館港 赤レンガ倉庫・函館の坂

函館の海沿いに立ち並ぶ赤レンガ倉庫！

世界に開かれた港町である函館はどこか日本らしさを残しつつ、西洋の文化が入り混じった和洋の歴史街と言っても良いでしょう。

街の景観と併せて整理された坂道が無数に存在し、函館の街並みを眺めながら広々した道を歩く心地よさ！最高です！

赤レンガ倉庫内部はビヤホールやカフェなどが営業しており、落ち着いた昼下がりのティータイムなどしてはいかがでしょう！

私は昼間からビールを楽しんでいました！

う～ん、お昼にお酒を飲むようなタイプではないんですが、旅は特別なひと時なので日頃しないことに挑戦！
楽しいですよ！

海戦グルメを食べ過ぎて飽きてきたら、ご当地チェーン店『ラッキーピエロ』でがっつり洋食を食べるのも最高！

函館五稜郭

日本のお城の中では大変珍しい星形要塞がここにあり！

江戸時代末期の箱館戦争で舞台となった西洋の技術を取り入れた当時最新式のお城が良好な状態で残っています。

中央には箱館奉行所の建物が復元されており、内部の広間などがとても立派で見応え十分！終始圧倒されます！

旧函館区公会堂・函館ハリストス正教会

明治時代に建てられた旧函館区公会堂は住民の集会所・商業会議所の事務所として利用された建物で、内部の装飾や大部屋は見事です！

函館ハリストス正教会は港町をバックに建つ立派なキリスト教の教会で、異国情緒あふれる函館の魅力を引き立たせている存在です！

函館は道が広かったり、空が広かったりと、どこか心落ち着く街並みをしているんですよね！

言葉でお伝えするのは難しいのですが、なんでしょう、心の余裕を感じさせてくれる街並みの続く観光地といったところですかね。

時間に焦ることもなく、目に入るすべての景色が非日常を過ごさせてくれている、そんな街です。

函館山展望台

神戸・長崎と並んで三大夜景の一つ、函館山から眺める函館市内の美しい夜景をご覧ください。

日中の眺めも最高ですが、やはりおすすめは夜ですね。

函館山にはロープウェイやバスで登頂することができるため、好みの方法で行ってみましょう。

夜景となると函館駅前から観光バスが出ているので少し離れたロープウェイ乗り場までいかなくても山頂に向かうことができるので大変便利！

函館山展望台には『ティーラウンジ Legato 』といったカフェなども充実しているので休憩にチーズケーキなんか食べて過ごしてはいかがでしょう。

函館まとめ

晩御飯にジンギスカンを堪能するならここがおすすめ！『炭火亭』さん！

日本らしさと異国情緒が織りなす和洋港町”函館”は観光良し・グルメ良し・眺望良しの最高ロケーションです！

海鮮丼・洋食・スイーツ・お酒を楽しみながら落ち着いた街でおもいっきり寛いじゃいましょう。

北海道に行ったことが無い人は函館から北海道デビューしても良いのでは？

さあ、次の休日は北の大地に上陸だ！

 

【中国地方】松江｜日本中の神様が集まる神秘の街、出雲大社や宍道湖の夕日に魅了される

宍道湖

島根県松江市と出雲市にまたがる湖で、松江市は宍道湖十景を設定している名スポットの一つ！

夕日に染まる湖面の美しさに言葉を失うばかりです。

湖畔沿いは綺麗に整備されているので夕日を一目見ようと多くの人が集まってきました！

松江城

国宝５城の一つであり、山陰地方唯一の現存天守である松江城は黒壁のどっしりした姿に戦国武将の姿を重ねて見ることができる迫力満点のお城です。

水堀を遊覧船で巡ったり、城内を散策したりと見ごたえたっぷり！

天守最上階からは松江市内や宍道湖を一望できるので最高ですよ。

出雲大社

神々の国と呼ばれる出雲の地に建つ出雲大社は、大国主神（おおくにぬし）を主祭神としています。

神聖で落ち着いた場所に多くの社殿が立ち並んでおり、巨大な”しめ縄”の迫力に圧倒されます！

近年は東京駅から出雲市駅までを結ぶ”サンライズ出雲”寝台列車が運行しており、首都圏からでも夜中を利用して12時間で出雲まで行くことができます。

若い人たちには出雲が出会いのパワースポットとして有名になったこともあり、出雲大社周辺は様々な店が営業しており大変賑わっています。

松江まとめ

国宝天守の松江城、神々の集まる神秘の出雲大社、夕日の美しい宍道湖など、松江は観光の宝庫であり、心落ち着く最高の街です。

旅先で色々目移りして疲れる必要なんてありません！

ご紹介した名所を巡れば松江の魅力が存分に味わえること間違いなしです！

乗ったことがない寝台列車を”サンライズ出雲”でデビューしてみませんか？

金曜日の夜は列車でゆっくり休み、朝の目覚めと共に松江観光を開始する！そんな休日も楽しいですよ！

 

【四国地方】松山｜坊ちゃんのふるさと、道後温泉に浸かりながら旅の疲れを癒すひと時

道後温泉・坊っちゃんカラクリ時計

有馬温泉・白浜温泉と並んで日本三古湯の一つ、道後温泉は歴史ある温泉の街です。

道後温泉駅前には、坊っちゃん列車の展示や坊っちゃんからくり時計、足湯、湯釜などが集まり見どころたくさん。

松江市の中心地でありながら温泉街であるため、今でも近代都市との共存が見られる歴史風情溢れる街並みです。

松山城

司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』の舞台でもおなじみ、伊予松山に現存天守の一つ・伊予松山城があります。

江戸時代の建物が良好に残り、山頂にそびえる天守は市内のどこからでも見ることができる存在。

山道を歩いて軽く登山する、もしくはロープウェイを利用して本丸のある山頂に行くことができるので、お好みの方法で登城してみましょう！

天守最上階からの眺めは、、、もう言葉になりません！

美しい松山の城下町を眺め、夜は温泉で疲れを癒す！まさに最高の街です。

道後温泉駅・坊っちゃん列車

かつて伊予鉄道に在籍した蒸気機関車がディーゼル機関車としてよみがえり、松山市内の路面電車として運行されています。

終点の松山市駅で人力によって方向転換する作業が行われるので、その風景がとても有名です！

運行本数も限られているのでタイミングが良ければあなたも坊っちゃん列車に出会えるかも！

松山まとめ

もう伊予松山の魅力は言葉にならない美しさと素晴らしさ！

城下町と温泉の歴史深い街が醸し出す落ち着いた雰囲気が、都会の忙しい日々を忘れさせてくれます。

温泉街って歩いているだけでも楽しいですよね。

 

【九州地方】鹿児島｜大自然の景観・桜島の雄大な景色と薩摩の国の魅力にいざなわれる旅

名勝 仙巌園

仙巌園は1658年に薩摩藩の第19代当主であった島津光久によって造園されました。

歴代藩主は改築を重ね、幕末の名君と名高い第28代当主・島津斉彬の時代には敷地内に西洋式の製鉄所やガラス工場を建設するなど日本の近代化を目指す開発拠点を整備しました。

世に言う「集成館事業」というやつです。

明治時代には公爵となった島津氏の住まいとなりますが、島津氏が東京に移ると住居としての役目を終え、現在では観光名所として整備されています。

仙巌園の特徴は、桜島を築山（日本庭園にある人工的に土を盛って作られた山）に、鹿児島湾を池に見立てた作りとなっている点であり、これは桜島のある薩摩を治める島津氏だからこそ生み出すことができた素晴らしい技法なのです。

大名の別邸と博物館が併設された見ごたえたっぷりの鹿児島を代表する名観光地です！

お殿様の気分になって庭園内で過ごしてみましょう！

城山公園

鹿児島市街地を一望できる展望台からの眺めは圧巻。

西南戦争の最後の激戦地となった場所であり、近くには西郷洞窟や西郷終焉の地などの史跡が多く存在します。

桜島と薩摩の面影を観ながら、歴史の舞台となった場所に思いをはせてみてはいかがでしょう。

鹿児島（鶴丸）城跡

鹿児島城（別名：鶴丸城）は江戸時代初期（1601年）に島津忠恒によって築城された平山城（平城や山城とも）です。

鎌倉時代の氏族だった島津氏は優れた当主が数多く登場したことで幕末まで薩摩国を拠点として高い地位と領地を維持した大名家として有名です。

島津氏77万石の城下町として繁栄した鹿児島城はまさに薩摩の国の中心地！

城内に建つ「鹿児島県歴史・美術センター黎明館」で日本史を大きく動かした大藩の歴史に触れてみてはいかがでしょう！

日本最大の城門「御楼門」が2020年に復元されました。

薩摩藩のお城がいかに巨大で威厳に満ちていたかを想像することができる新名所となっています。

西郷隆盛銅像・西郷隆盛洞窟

薩摩で生まれて江戸城無血開城や明治新政府樹立など、数多くの功績を残した西郷隆盛は日本初の陸軍大将となります。

教科書で見るような着物姿ではなく、軍服を着た姿で鹿児島市内にその銅像は立っていました。

威厳と恰幅の良さを兼ね揃えたお姿ですね！

また、市内には西郷隆盛洞窟と呼ばれる西南戦争の際に自刃した西郷が最後の5日間を過ごしたと伝わる洞窟が残っています。

輝かしい功績と対極的に西郷の最後の時を感じさせるこの場所は深く感じるものがあります。

貴重な歴史遺構に触れてみるのも良い経験ですね。

桜島

鹿児島湾にある美しい姿をした火山・桜島です。

鹿児島駅から車で少し走るとすぐに目に飛び込んできます。

余りの雄大な景色に言葉を呑むばかり！スケールが違いすぎます！

おすすめは鹿児島駅周辺でレンタカーを借りて桜島フェリーで桜島へ渡り、反時計回りに桜島を周って市内へ戻ってくるコース。

地図上で見ると大隅半島に突き出た小さな火山のように見えていますが、鹿児島県はその面積がそもそも大きいので桜島も半端なく広大な面積をしています。

ドライブに最適な道路がずっと津図いているので気分は最高！

火山を近くで眺めることができるスポットもたくさんあるのでかなり楽しめるエリアです。

知覧武家屋敷庭園

江戸時代の薩摩藩は鹿児島城を中心に、”外城”と呼ばれる地区を設けて統治に当たらせていました。

鹿児島市内から30km近く離れた知覧もその一つであり、昔の武家集落の姿を町全体で今に見ることができます。

鹿児島市内とはまた違った歴史の中に迷い込んだかのような気持ちにさせられる知覧は薩摩半島南部の名観光地です！

鹿児島まとめ

九州南部の大都市・鹿児島は経済と歴史情緒を併せ持つ賑やかな街です。

周辺エリアと併せて観光の宝庫であり、おすすめは一泊から二泊くらい時間を確保してしっかり滞在して巡るのが良いでしょう！

名物のかごしま黒豚や、最近はお米の生産に力を入れたり静岡を抜いて日本一のお茶の生産地としても知られるようになっているのでグルメなんかも楽しんでみましょう！

いざ鹿児島へ！

 

ひとりで旅するまとめ

５つの厳選旅先いかがでしたでしょうか？

見て良し！食して良し！過ごして良し！
どこも落ち着いた風情と充実した名所を持つ街なのできっと大満足できるはずです！

近場で過ごす休日も良いですが、年に一度くらいは遠出してみても良いんじゃないですかね♪

行きたいところを選びすぎて時間を詰め込まないことが大切です。

非日常を味わって気分転換することが旅の目的のはず！

旅は気軽にした方が思いっきり楽しめるものです。

この５選が旅先選びに迷っている人のお役に立てればとても嬉しく思います。

さあ、次の空いた休日は　”一人旅”　に出かけよう！

 

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