浪岡城 / 自然の落ち着きと共に歴史に触れることができる東北のお城

浪岡北畠氏の居城・浪岡城です。

歴史

浪岡城は応仁の乱が起こっていた1467～1477年頃に浪岡北畠氏によって築城されました。
浪岡北畠氏は、南北朝時代に後醍醐天皇の下で活躍した北畠親房の子孫と伝わります。

1532～1555年頃に最盛期を迎えますが、1562年に親族間の争い（川原御所の乱）が起こり城主が討たれて勢力が衰退し、1578年には大浦（津軽）為信に攻められ落城しました。

城跡は畑や水田として使われ、現在は「続100名城」の一つに選ばれるなど、自然豊かな中世のお城跡として親しまれています。

お城

青森県青森市浪岡にかつて存在した平城です。
築城は1467～1477年頃と伝わります。

幅20mほどの堀で区画された8つの曲輪で構成されています。
（北東方向より新館、東館、猿楽館、北館、内館、西館、検校館など）

築城時の堀は、深さ5mほどありましたが、現在の堀跡は当時より2mほど浅くなっています。

堀に中土塁があり、一本の堀を二重堀や三重堀にしており、この堀で住む場所を区別したり、守りを強化しようとしたものと考えられています。
中土塁は通路としても使用されていたようです。

お城ギャラリー

浪岡城の観光情報

観光案内

※情報引用元：（史跡 浪岡城跡 - 青森市）

浪岡城へのアクセス

JR奥羽本線「浪岡駅」より徒歩20分ほど。

浪岡城跡案内所に駐車場あり。
普通車24台・大型車3台　臨時駐車場有り（普通車約100台）