徳島城 / 四国最大の藩である徳島藩25万7000石の巨城

阿波国（徳島県）の徳島城です。

徳島藩：25万7000石

歴史

徳島城は豊臣秀吉の家臣であった蜂須賀氏が1585年の四国征伐の後、阿波国17万5000石を与えられて築城しました。

後の1615年に参戦した大坂の陣の戦功により淡路国など7万石が加増されて、2国で25万7000石となり、四国最大の藩として江戸時代を通して蜂須賀氏徳島藩の中心地として繁栄します。

城山とその麓周辺を城域とした山城・平城の連郭式平山城です。復元された正門や石垣、堀があり、天守や櫓は現存していません。

お城

築城時の天守は江戸時代初期に取り壊されたと伝わっており、城山の中腹に御三階櫓を建てていました。

石垣には眉山の三波川変成岩を使用していると言われ、青みがかった石が珍しい雰囲気を醸し出しています。

徳島城を建築した蜂須賀氏の正門である鷲の門が現在は復元されています。

徳島藩の石高推移

外様大名・蜂須賀氏
1585年〜1616年：17万5000石
1617年〜1871年：25万7000石（淡路国の加増）

お城ギャラリー

徳島城の観光情報

観光案内

徳島城へのアクセス

JR「徳島駅」から徒歩10分。