【日本のお城】お城の巡り方・歩き方・楽しみ方|各地のお城を厳選!

こんにちは。
お茶丸です!

お城が見たい! お城のある街に旅したい! お城以外にも色々観光したい!

限られた旅行のスケジュールで出来るだけ色々巡って、色々食べて、十二分に満喫して過ごして帰りたいと思う人はきっと多いはず。
計画段階から旅行中までウキウキ・ドキドキの連続が巻き起こるところが旅行の醍醐味ですよね。

今回は”お城”を旅の目的に考えた場合の楽しみ方を色々ご紹介します。

  • どこのお城が楽しめるか決めきれないとき
  • 限られた時間でお城をめぐるとき
  • 潤沢な時間でお城をめぐるとき
  • お城のどこから見ていけばよいかわからないとき

等々、悩める想いを解決してあなたの旅行が最高のものになるためにこの記事が役立てば嬉しく思います!

お城初心者だけれど、申し込んだツアーにお城観光が含まれている時、どうすればお城を楽しめるか心配な方は、本記事の他に以下の記事を読んでお城について事前に知っておくことをおススメします!
訪れる街のお城と歴史について知っておけば、その旅が2倍も3倍も楽しめるようになるので是非参考までに!


【天守閣とは】日本のお城の中心的存在・天守についてご紹介!

こんにちはお城が大好きなお茶丸です! お城と聞けば、真っ先に思い浮かべるのが”天守閣”なのではないでしょうか! そこで思ったことが、、、 大阪城や姫路城には大きな天守閣が存在するのに、江戸城(現在の皇 ...

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お城選び:訪れて後悔しない旅先

お城は陣屋・台場・屋敷・跡地なども含めて全国におよそ3万あると言われています。
つまり、大げさに言えば全国どこを旅しても必ず何かしらのお城が旅先にある可能性が高いということです。

”お城が全国3万”と言いましたが、それでもある程度整備された観光地としてのお城に限ると数はぐんと減り、日本城郭協会が定めた名城は「日本100名城」「続日本100名城」200城、江戸時代前後から天守閣が残るお城はわずか12城となります。

この12城は現存12天守のお城とされ、お城好きにとっては必ず訪れておきたいと思うお城トップ12と言っても良いでしょう。
しかし、この12城だけが優れているということでは決してありません。
ここに含まれない大阪城や名古屋城、熊本城など名だたるお城が全国には数多く存在します。

  • 旅行したい地域は決まっていて、その近くにあるお城を探したい(⇒旅先中心でお城を探したい)
  • お城のある地域を旅先にしたい(⇒お城中心で旅先を探したい)

色々な思いがあると思いますので、それぞれ見ていきましょう!

旅先中心でお城を探したい

旅行先が観光地として有名ならば、その街はお城に住むお殿様の城下町として歴史・文化が発展したことで賑わった歴史のある場所かもしれません。
旅先の代表都市名でお城と検索していただくと、近くにあるお城を探すことができます。

例えば、東北地方の山形県に温泉巡りの旅に行きたいと思った時、「山形県 温泉 お城」とネット検索すると、お城は「山形城・上山城・米沢城」、温泉地は「銀山温泉・上山温泉・蔵王温泉」などがヒットします。

電車で訪れるもよし、車で行って時間を気にせず過ごすもよし、温泉・お城・山形名物の牛肉やお米を食して最高のひと時を送ることができます。

 

多くの街では県や県庁所在地の名を冠したお城があるのでどの都道府県に行ってもお城には困りません笑!
(大阪城、岐阜城、福岡城、広島城、岡山城や金沢城、宇都宮城、名古屋城など)

お城中心で旅先を探したい

先ほどご紹介した現存12天守をめぐることをおススメしますが、それ以外にも魅力的なお城は数多くあります。
お城巡り初心者ならば、まずは大きな天守閣や立派な建築物のあるお城をめぐってみてはいかがでしょう
天守が大きいと、そのお城や都市の規模も大きなことが多いため、必ず満足した旅を送ることができます。

以下ではあくまでも一例ですが、おススメのお城をご紹介します。

現存12天守

江戸時代前後から現代まで残る天守のある12城です。
西日本に多いですが、北は青森県の弘前城があり、桜のシーズンは花見の名所として有名です!

弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城
大きな天守閣や立派な建物のあるお城

大きな天守閣や御殿の存在は圧巻。
日本のお城の魅力を肌で感じるには以下のお城が大変オススメ!
周辺の城下町観光と併せて是非旅行先の候補にしていただければと思います。

北海道 :松前城、函館五稜郭
東北地方:会津若松城
北陸地方:金沢城
関東地方:小田原城
中部地方:名古屋城
関西地方:大阪城、二条城
中国地方:広島城、福山城、岡山城
四国地方:高松城、大洲城
九州地方:熊本城、島原城
沖縄  :首里城
建物の有無にかかわらず個人的にオススメなお城

お城好きでなければ知らない人も多いかもしれませんが、天守などの建物の有無にかかわらず、日本には魅力的なお城がたくさんあります。
四季折々の魅力があるので、季節選びもポイントの一つ!
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色!

東北地方:米沢城、白石城、白河小峰城
北陸地方:富山城
関東地方:水戸城、駿府城、甲府城
中部地方:岡崎城、岐阜城
関西地方:竹田城、明石城
中国地方:鳥取城
九州地方:鹿児島城

他にもおすすめのお城はたくさんあるのですが、全部書き出すと甲乙つけ難くなってくるので今回はあくまでも一部のご紹介としました。
各地の魅力的なお城については、今後個々に記事でご紹介していきたいと考えています。
お楽しみに!

お城の巡り方

私はお城を巡るとき、いつも天守閣などの建物・城内・城外(城下町)を各々歩き回っています。
それぞれの魅力をご紹介します。

建物

お城にある建物は、天守閣、櫓、城門、御殿、橋、長屋など、多種にわたります。

天守閣

やはり一番目を凝らして見ておきたいお城の中でも抜群の存在感がある天守閣!
まずは外観の装飾や屋根の形などをじっくり観察。
続いて天守閣内部へ。
内部の構造や展示品があれば説明書きと共に歴史資料についての知識を深める。
天守閣最上階へ。
天守閣は戦のための施設のため、敵に狙われないように窓を小さくしているお城もありますが、高欄が設けられていて外の風に当たりながら眺望を楽しむことができるお城もあります。

 

天守閣のほかにも大きな建物として櫓のあるお城があります。
大型の櫓は個々に内部を見学できるものもあるため、天守閣以外にも見どころはたくさん!

お城に入るときに目の前にそびえる城門があります。
お殿様の気持ちになって優雅にくぐるのも面白いかもしれません!

御殿

お殿様が過ごした場所、または藩の政務を行った場所として御殿があります。
御殿の現存例は少なく、大政奉還が行われた二条城の二の丸御殿や高知城の本丸御殿など数例のみです。
しかし、近年資料の発見などで復元される御殿もあり、名古屋城や熊本城が復元した本丸御殿を公開しています。
軍事施設で内部装飾の少ない天守閣とは対照的に、格式高い御殿は内装などの装飾も見事で、豪華絢爛な襖や飾りを楽しむことができます。

城内

水堀や堀を渡ってお城の本丸や二の丸のエリアに入ると、天守閣や門、櫓などの配置や動線がよくわかります。
城内には籠城戦に備えた食糧確保のためのイチョウの木や井戸、番所や長屋などの施設が随所に配置されており、それぞれに何かしらの意味を持たせてそこに存在していることを想うと、感慨深いものがあります。

城内の敷地には建物跡のほか、庭園や大名を祀る神社が建立されていることもあります。
本丸などの敷地の利用方法はお城によって様々。
天守閣以外にも目で楽しめる風景が広がるのがお城の良いところ!

城外(城下町)

お城があるということは、その地域の商業・政治の中心がそこにあったということです。
物・人・お金の集まる城下町は地域ごとに文化が発展し、その地域の雰囲気を今に留めている街があります。
城内を観光した後、街へ出てみるもの楽しいでしょう。
地域の名物を食したり、お土産を買ったりするなど、城下町の楽しみ方は人それぞれ!

観光地化されている街もあれば、今でも人々の生活が残っている街もあります。
日本のお城は”惣構え”といって、お城と城下町を堀で囲んだ構造で守りを固めているところがあります。
言ってみれば、城下町もお城の機能の一部に含まれると言っても良いでしょう。
石垣や水堀などで見えているエリアがお城ということではなく、実は最寄り駅を降りた辺りから城内だったというお城もあるので、是非自分がお城のどのあたりにいるのか、地図などを見て確認しながら歩くのも面白いかもしれません。

お城の歩き方

巡り方と違うの?
紹介していくね!どんな”気持ち”や”目線”でお城を歩けばより楽しくなるのか!

 

普通に歩いてもお城は眺めているだけで十分楽しめる存在です。
しかし、ちょっと気持ちを変えてみた歩き方も面白いんです!

それは、攻め手・敵兵の目線でお城を歩く方法です!

映画の鑑賞中は没頭してその世界観に入り込む人や、東京ディズニーランドを楽しむ間は現実を忘れて夢の国に浸る人がいるように、お城巡りにも感情移入して世界観に没頭する楽しみ方があるんです!

考えてみてください。
お城は戦の際に敵と戦う軍事施設であり、優雅に城内の道を進むなんてことは許されない設計になっているのです。
お城に行くと気づくと思うのですが、入口なんかは曲道が連続していて、直線の道が少ないお城が多いのです。
敵兵が勢い付いてまっすぐ侵攻しないように防御陣地を設けているからなんです。

つまり、お城を観光するために城内に入り込む我々はお城側からすれば敵となる”的”そのものなんです!

優雅に見える姫路城も、狭間と呼ばれる弓矢や鉄砲を向ける穴が複数私たちの方を向いているのです。
これはもう、攻め手の気分になってお城をやっつけるぞ!といった思いで進むしかありませんよね。

上下左右前後、どこから城側から攻撃されるかわからないところが、お城の深いところです。
油断はできません!うかうかしていると石落としから石や廃棄物が頭上に降ってくるかもしれません💦

まとめ

いかがでしたか。

お城と言っても天守閣だけではないのです。
城内も城外も広くお城の一部だったりするので、本当なら40~60分の限られた時間で見てきてくださいといわれる観光ツアーではそのお城の魅力は全部伝わらないかもしれませんね。

もちろん、私たちも忙しい中で旅行を楽しんでいるので、限られた時間で観光しなければいけません。
その時、天守閣など興味のある部分からで良いので、是非お城の特徴や関わる人物の歴史なんかを事前に調べておくことで2倍も3倍もお城巡りが楽しめるようにすることをおススメします!

津々浦々、日本には数多くの魅力的なお城が存在します。
慣れてきたら名前や天守閣の有無だけに固着せず、全国の色々なお城巡りを楽しんでください!

”お城巡り”は歴史の勉強とともに、日本の魅力を再認識させてくれる素晴らしい存在なのです!

 

 

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