【米沢城】お城の魅力|上杉氏の城下町を旅するスポット・グルメ紹介

こんにちは
お城と抹茶をこよなく愛するお茶丸です!

今回は米沢城をご紹介します!

お城をお通してあなたもきっと米沢に旅したくなりますよ!

米沢牛で有名なこの街には、かつて戦国時代に”越後の龍”と恐れられた大名・上杉氏の子孫が代々藩主を務める米沢藩の城下町がありました。
その米沢藩の藩庁が、ここ米沢城に置かれていたのです!

天守はおろか、石垣すらないお城、、、本丸も小さいので当然ながら大天守のある大阪城や姫路城にインパクトで負ける部分がありますが、上杉氏ファンにとってここは特別な場所、非常に興奮する場所なのです!

私も上杉氏ファンなので米沢観光は"聖地巡り・聖地巡礼"と同じ感覚でとても楽しむことができました♫

米沢は上杉氏ゆかりの地として観光名所も充実しているし、米沢牛は美味しいし、歴史探訪には最適最高の街です!

天守がある所だけがお城ではない!

もし建物の有無に関わらず、魅力的な地方のお城を観光したいという人には、米沢城が非常にオススメです。

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米沢城について

米沢城の歴史

伊達政宗像(仙台城)

上杉景勝・直江兼続像

鎌倉時代中期、1238年頃に鎌倉幕府の重臣・大江広元の次男・長井時広がこの地に赴任して築城されたのが米沢城の起源とされています。
室町時代には伊達氏の支配下となり、戦国時代に入ると独眼竜で有名な戦国大名・伊達政宗がここ米沢城で誕生します(1567年)。

続く1598年には豊臣秀吉の命により上杉景勝越後91万石から会津120万石(本拠地は会津城)へ加増移封され、米沢も上杉氏の支配下となります。
景勝は米沢城主に重臣・直江兼続を抜擢
(兼続の所領は6万石格ですが、30万石になる米沢を任されていることから、上杉氏の兼続に対する期待の大きさを見て取れます)

そんな上杉氏の会津統治も長くは続かず、1600年の関ヶ原合戦で西軍として敗北し、徳川氏による戦後処理で上杉氏の所領120万石は会津90万石を没収され30万石に減封。
領地の4分の3を失い米沢のみの国持大名となった上杉景勝は、一代で大大名から地方の一大名に転落することになったのです。
これ以降、江戸時代260年を通して上杉氏は米沢城を拠点に徳川幕府への忠誠を誓い、幕末まで米沢藩の発展のためこの地で尽力することになります。

米沢城の特徴


米沢城にある案内板「米沢城下絵図」より

米沢は出羽国の南部を代表する都市ですが、上杉氏統治時代は内政が整っておらず小さな城下町でした。
お城は輪郭式平城で、天守や石垣は無く、土塁と複数の櫓や門を備えた質素な構造でした。

米沢藩の初期の石高は30万石。
上杉氏の石高は激減しましたが、30万石は江戸時代なら大藩に値する石高です。
伊予松山城のある伊予松山藩は20万石、松江城のある松江藩は24万石、上杉氏と同じ敗軍の毛利氏の居城・萩城のある長州藩は29.7万石なので、普通に過ごせば上杉氏も天守くらい建てられたのでは?と思いますよね。

しかし、上杉氏では事情が異なりました。
会津120万石時代の家臣団6000人を削減(解雇)せず米沢に入城したため、人件費や住む場所・城下の整備にお金が掛ったんです。
さらに河川の修復などを優先したためお城の拡張は後回しに。
米沢城の本丸には天守の代わりに御三階櫓を2基建てたのみで本格的な石垣も築かず、元大大名の居城としては非常に簡素な造りとして整備されました。

上杉氏の米沢藩は江戸時代後期まで財政難で有名な藩のため、以降も米沢城の改修は限定的なものとなります。
四角い本丸を中心に二の丸、三の丸、城下町が築かれた米沢城は天守を持たない平城として幕末まで米沢藩の中心地として繁栄するのでした。

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米沢藩の石高推移

年代 石高 出来事
1601年〜1664年 30万石
(実高51万石)
関ヶ原合戦の敗戦後、米沢藩上杉氏の治世が開始
1664年〜1866年 15万石
(実高30万石)
上杉綱勝の死去に伴う無嗣断絶の危機を回避したが、罰則として領地半減
1866年〜1868年 18万7000石 上杉斉憲・茂憲の時代に京都警衛の功績から3.7万石加増される
1868年〜1871年 14万7000石 戊辰戦争の敗戦により戦後処理の4万石の減封を受ける
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米沢城の城内


米沢城にある案内板「米沢城下絵図」より

本丸

ほぼ正方形の本丸は一辺が150mほどであり、今は上杉神社や稽照殿などが建っています。
他のお城と違って周辺の道が複雑に入り組んでいたり、急勾配があったりするのではなく、綺麗に整備されていて広々した平野のど真ん中にドンと構えたお城って感じがします。

水堀

本丸を囲む水堀です。
たくさんの鯉が泳いでいました。
米沢と言えば”米沢鯉”!上杉鷹山の藩政改革で養殖鯉が推奨されていたそうです。
鯉を使った料理も米沢の名物!一度食してみたいものです!

舞鶴橋

菱門橋

舞鶴橋は米沢城の別名「舞鶴城」に由来します。
本丸の大手口に築かれた石橋で、登録有形文化財に指定されています。

菱門橋は本丸南側の堀に架かる赤色の橋で、本丸内にあった藩主の御殿と南出入口を結んでいます。

上杉神社

上杉謙信を祀る上杉神社が本丸の中心に建てられています。
謙信は越後国の春日山城でなくなっていますが、上杉景勝が米沢に映ってから祠堂も移されました。
幾多の苦難に見舞われた米沢藩上杉氏ですが、江戸時代を通して謙信の誇りを忘れず大名家として存続するのです。

上杉景勝・直江兼続像

米沢藩の初代藩主となった上杉景勝(謙信の後継)は、近年「大河ドラマ」での登場や直江兼続(景勝の右腕家臣)の人気上昇と合わせて一段と有名になった戦国大名です。
直江兼続が「愛」の字の兜を使っていたことは多くの人が知っているのではないでしょうか!

この像も右が直江兼続ですが左手に持ってますね!
大河ドラマ「天地人」の放送記念で建てられた像のようです。

上杉謙信像・上杉鷹山像


上杉謙信像

上杉謙信は越後国の守護代・長尾為景の四男として1530年に誕生しました。
守護代とは室町時代に国の警備や治安維持を行った代官の一種です。当時は長尾景虎という名でした。

1561年、関東管領・上杉憲政の養子となり山内上杉氏の家督を譲られたことで、後に江戸時代の米沢藩主となる上杉家の当主となります。
謙信は卓越した軍事・政治・経済手腕を発揮し、政情不安の続いた越後国を統一していきます。

戦国時代の上杉氏は全国8大勢力(織田氏、武田氏、北条氏、伊達氏、毛利氏、長宗我部氏、島津氏)の一つであり、総石高は99万石(最盛期には140万石以上)の経済圏を築き上げておりました。

生涯70以上の主要な合戦において敗北はほぼゼロと言われるほどとにかく戦上手であり、当時勢いに乗って勢力拡大していた織田信長の軍勢ですら、上杉軍を前に大敗を喫しています。

「義」を重んじて生きることを貫いており、その思想は上杉家の誇りとして歴代当主に踏襲されていくこととなります。

謙信は1578年、次の大戦(織田征伐、上洛、関東侵攻などの説)に備えている最中にこの世を去りました。
御館の乱と呼ばれるお家騒動を経て、上杉景勝直江兼続による体制の下で大名家として続いていくのです。


上杉鷹山像

上杉鷹山は日向国高鍋藩6代藩主・秋月種美の次男であり、米沢藩9代藩主として上杉家に養子として迎えられます。

鷹山が藩主になった頃の米沢藩は大赤字の財政で破綻寸前の状態でした。
依然として謙信公や会津120万石時代の誇りを捨てきれない雰囲気がある中、財政の立て直しは急務となります。

鷹山は倹約令や産業振興を計った改革を実行し、米沢藩を再興に導きました。
江戸時代の”名君”の一人に数えられています。

上杉鷹山の改革姿勢は多くの人に影響を与えており、アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディも上杉鷹山を称賛していたと言われています。

登城シーズン

春・夏・秋・冬、すべてのシーズンで楽しむことができます。
春は、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色といった具合に、季節の移り変わりを共に感じることができるお城です。

春の  :4月上旬から下旬が見ごろ
夏の新緑 :7月頃
秋の紅葉 :11月上旬~中旬が見ごろ
冬の雪景色:毎年2月に「上杉雪灯篭まつり」が開催されます

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米沢城の観光情報

観光案内

観覧料 無料
上杉神社内稽照殿(宝物殿)入館料:400円
開城日 無休
上杉神社内稽照殿(冬期間閉鎖、12月1日~3月31日)
開城時間 開城時間:8:30~17:00(上杉神社の参拝時間)
観光所要時間 30~50分
100名城スタンプ設置 上杉神社内 米沢観光コンベンション協会 観光案内所
御城印販売場所 上杉神社内 米沢観光コンベンション協会 観光案内所

米沢城へのアクセス

JR「米沢駅」から徒歩30分

鉄道
東京から:JR山形新幹線つばさで約2時間
大阪から:JR東海道新幹線+東京駅経由で山形新幹線の利用で約5時間半~6時間
名古屋から:JR東海道新幹線+東京駅経由で山形新幹線の利用で約4時間~4時間半


東京から:約330km、約4時間
大阪から:約770km、約10時間
名古屋から:約600km、約8時間
※米沢城近くに無料駐車場3ヵ所あり

 

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米沢観光

米沢城だけじゃない!
魅力的な城下町の広がる米沢の市街地は観光の宝庫!

伝国の杜

伝国の杜(米沢市上杉博物館)には上杉氏に関連する展示を中心に、伊達氏や市内の歴史などを幅広く展示していて見応えたっぷりです。
伝国の杜 米沢市上杉博物館・置賜文化ホール

上杉伯爵邸

明治を迎えて伯爵となった上杉氏が暮らした邸宅です。
米沢城二の丸にあり、中で食事することができます。
私は一人旅で米沢牛のすき焼きを堪能しました!
上杉伯爵邸

松岬神社

米沢城にほど近い上杉神社の摂社として上杉鷹山、上杉景勝、直江兼続などが祀られています。

旧米沢高等工業学校本館

重要文化財に指定された米沢高等工業学校の旧本館です。
ルネサンス様式を基調とした木造2階建で、米沢駅の駅舎のモデルになっているそうです。
旧米沢高等工業学校本館

春日山林泉寺

米沢藩上杉氏の菩提寺である曹洞宗の寺院で、直江兼続の菩提寺でもあります。
直江兼続、お船の方夫妻の墓地があります。
春日山林泉寺

上杉家御廟所

米沢藩歴代藩主の墓所です。
廟所は上杉謙信を中央に、その左右に歴代藩主の墓所が立ち並んでいます。
上杉家御廟所

酒造資料館 東光の酒蔵

東北最大級の酒造資料館であり、試飲もできる酒蔵です。
歴史を感じつつお酒を土産に買って帰る!ホテルで晩酌するなど旅の楽しみの一つです。
酒造資料館 東光の酒蔵

米沢駅

山形新幹線つばさの全列車が停車する米沢市の代表駅です。
どこか顔のようにも見える駅舎デザインですね!

周辺観光

米沢から少し足を延ばしていけるところは?
山形県には魅力的な名所がたくさん!是非、二泊、三泊と日程を確保して色々巡ってみましょう!

上山城

上山温泉で知られる山形県上山市にある上山城郷土資料館です。
米沢から山形市内に行く途中で寄ることもできる距離にあります。
上山城郷土資料館

山形城

山形城は江戸時代初期、最上義光57万石の居城として栄えました。
米沢城に関わる出来事としては、関ヶ原合戦の際、直江兼続を総大将とする上杉軍2万5000名が敵対する最上氏の本拠地・山形城を攻撃すべく、米沢城から出陣しました。
最上軍の抵抗は予想外に長引き、結果、山形城の攻略を果たせぬまま関ヶ原合戦(本戦)の敗戦により上杉軍は米沢城に撤退することになります。

羽黒山 五重塔

杉並木の中に建つ東北北地方では最古といわれる五重塔が神秘的です!
ジブリの「もののけ姫」の世界に迷い込んだような景色が続きます。
羽黒山 五重塔

美味しい!米沢グルメ

米沢と言えば米沢牛!
名所で目を満たした後はお腹まで満たしてくれるのが米沢の良いところ!
是非、奮発しちゃいましょう!!

山懐料理 吉亭

米沢牛のステーキを堪能するなら「吉亭」さんがオススメ!
サーロイン・ヒレ、迷いますね♪どちらも最高でした!

お店 URL
米沢牛・山懐料理 吉亭 http://www.yoshitei.co.jp/

上杉伯爵邸

先ほどご紹介した上杉伯爵邸
ステーキやすき焼き、鍋が堪能できます!
昼間から広間のテーブルですき焼きを食べる、、、なんと贅沢な旅なんでしょう!

お店 URL
上杉伯爵邸 https://hakusyakutei.jp/

まとめ

いかがでしたか。

山形と言ったら山形市内や銀山温泉、庄内エリアに目が行くかもしれませんが、是非一度、米沢を旅してみてください!

見るところが多すぎて一日では勿体ないです!

季節の移ろいを感じながら、名所を巡り、美味しいものを食べて山形の魅力を米沢から感じてみましょう。

歴史ある街があなたの旅を最高なものにしてくれること間違いなしです!

さあ、次の東北旅行は米沢に行こう!

 

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