陸奥国の白河郡にある白河小峰城です(小峰城とも)。
白河藩:10万石~15万石
登城時期:2018年6月
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歴史
1340年に白河結城氏によって築城されたのが始まりとされていますが、戦国時代後期の1590年に行われた奥州仕置で結城氏が改易されると白河の地は会津領となって蒲生氏90万石→上杉氏120万石の統治下に置かれることになりました。
関ヶ原合戦の後は再度蒲生氏が会津領60万石の統治下にするも、1627年に丹羽氏に置き換えられ白河藩10万石が立藩すると、7家21代に及ぶ多くの大名が城主を務めて幕末を迎えるに至ります。
お城
白河小峰城の天守(正しくは御三階櫓)は1632年の丹羽氏の時代に作られましたが、戊辰戦争の際に起こった「白河口の戦い」により新政府軍と旧幕府軍(列藩同盟軍)の白河城を奪い合う激戦の末に焼失🔥。
1991年に木造で復元されて今に至ります。
旅の想い
とても立派なお城ですね!
なんと木造復元天守なんですよ✨。
このお城は東日本大震災の影響で石垣が各所で崩壊し、長く立入制限されていました。
震災3年後に来た時は天守に近付くこともできなかったです💦
復興の影響もありますが、元々綺麗に整備された城内だったので落ち着いた雰囲気の中、丸一日観光を楽しみました♫。
個人的には天守(正しくは御三階櫓)のデザインが好きなのでまたこの地を訪れることができて本当に本当によかったです。♪(´ε` )
資料などが残っていたこともあり、当時の技法で復元された木造御三階櫓が城のシンボル(天守)として建っているお城です✨。
内部は無料で見学できました!
内部を見学してみて思うのですが、やはり木造復元って良いですね♫。
安全性の意味では丈夫なコンクリート製の復元が良いのかもしれませんが、歩いて木材が軋む音がするなど、木であるからこそ感じる良さ、リアルさを取り戻すにはやはり木造復元が一番良いのかと思いました💨。
同じ木造復元の道を選んだ名古屋城も楽しみになってきます♪(´ε` )
櫓最上階
櫓からの眺め
そういえばここのお城、同じ木造天守でも、白石城や掛川城と異なり窓も小さく最上階からの眺望はそれほどといった感じです。
景色を楽しむための天守ではなく戦向きの城といえます⚔(窓というより鉄砲や弓を放つ座間ですね)。
三階は驚くほど狭かったですが、外から見るのと異なる印象を受ける点もまた天守内部を見学する際の醍醐味といえます。
戊辰戦争の激戦地となった松並稲荷山の杉を使って復元したらしく、柱や床の材木に鉄砲の弾の跡が残っていました。
白河小峰城の石高推移
1591年~1598年:蒲生氏 91万石(会津領の一部)
1598年~1601年:上杉氏 120万石(会津領の一部)
・・・関ヶ原の戦い・・・
1601年~1627年:蒲生氏 60万石(外様:会津領の一部)
1627年~1643年:丹羽氏 10万石(外様:白河藩が立藩)
1643年~1649年:榊原氏 14万石(譜代)
1649年~1681年:本多氏 12万石(譜代)
1681年~1692年:奥平松平氏 15万石(親藩)
1692年~1741年:越前松平氏 15万石(親藩)
1741年~1823年:久松松平氏 11万石(親藩)
1823年~1866年、1868年:阿部氏 10万石(譜代)
1867年、1868年~1871年:天領
お城ギャラリー
石碑
御三階櫓
御三階櫓
御三階櫓
櫓からの眺め
御三階櫓
前御門
御三階櫓
御三階櫓
珍しい同心半円形状の石積み
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