宇都宮城 / 日光東照宮へ向かう宿場町にある関東七名城の一つ

下野国にあった関東七名城の一つ・宇都宮城です。

宇都宮城:18万石

登城時期:20215年10月、2021年10月

歴史

平安時代に藤原宗円が築城したのがお城の始まりと言われています。

鎌倉時代から戦国時代までは鎌倉幕府の有力御家人だった宇都宮氏が城主を務めていました🏯。

栃木県宇都宮市の名前にもなっているように、宇都宮氏は関東地域では名門の一族でした。

1597年に宇都宮氏が豊臣秀吉によって改易されると、宇都宮城には会津91万石から18万石に減封となった蒲生秀行が入封します。

関ヶ原の戦いの頃、宇都宮城は会津120万石の上杉景勝が江戸に南下しないように牽制する役目を担っていました⚔。

江戸時代になると譜代大名が次々と入れ替わり城主を務めることになり、徳川家康の祀られている日光東照宮のお参りをするための宿場町として宇都宮は繁栄します。

明治初頭の戊辰戦争で焼失し、太平洋戦争後の都市開発で遺構は失われましたが、現在は一部の土塁や復元櫓を整備した宇都宮城址公園として一般公開されています。

旅の想い

日光観光の前泊として宇都宮にやって参りました✨。

なので単に餃子食べて寝るだけでは勿体無いのでライトアップされている宇都宮城を見に行くことにしました!

東日本のお城の特徴、石垣ではなく土塁が築かれたお城であり、復元櫓と芝生の覆った土塁で構成されたお城はこれまた新鮮で見事!

土塁の中にトンネル状の博物館があって驚き!!

近くの清明館では御城印の購入とともに、宇都宮の歴史展示を見ることができて大満足でした!

宇都宮城の石高推移

1598年~1601年:蒲生家 18万石(外様)
1601年~1619年:奥平家 10万石(譜代)
1619年~1622年:本多家 15万5000石(譜代)
1622年~1668年:奥平家 11万石(譜代)
1668年~1681年:松平家 15万石(親藩)
1681年~1685年:本多家 11万石(譜代)
1685年~1697年:奥平家 9万石(譜代)
1697年~1710年:阿部家 10万石(譜代)
1710年~1749年:戸田家 6.7~7.7万石(譜代)
1749年~1774年:深溝松平家 6万6000石(譜代)
1774年~1871年:戸田家 5万石~7万7850石(譜代)

お城ギャラリー

清明台櫓

富士見櫓

清明台櫓

清明台櫓

清明台櫓

富士見櫓

清明台櫓

本丸から清明台櫓を見る

水堀と土塁

櫓と宇都宮市街地夜景

富士見櫓

清明台櫓内


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